原作 (2008/05/15 ~ 2008/05/24) | LJ Post
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■フィンランド別荘を作る■
■新大陸アメリカ争奪合戦■
17世紀くらい。この時代の服は襟のフリルがやたらかわいい。
【オランダにちょっかい掛けるよ!】
スウェーデンはフィンランドとドイツ人傭兵と一緒に
アメリカ開拓を続け、ニュースウェーデンを作りましたが(今のデラウェア州。)
勢いに乗って隣のオランダ領にちょっかい出したせいで、
怒ったオランダが大軍で攻めてきて
スウェーデンもフィンランドもボコボコにされて
ついでに土地も家もとられてアメリカから追い出されてしまいました。
スウェーデンのアメリカに対する夢や希望が
半端じゃなかった分、なんだか切ない結末と
なってしまったスウェーデン領でした。
【この頃のアメリカ】
正確には国の元みたいなもんです。
17世紀ぐらいの東沿岸部には独特のアメリカ文化が生まれつつあり
その兆しがあったようです。
■俺たちの弟■
そういえばいつもケンカしてるのに第3者が現れると
とたんにタッグを組むこの2国って不思議ですよね。
■フラグクラッシャーイギリス■
■ファッキンお前■
【フランスさえ殴れればそれでいい】
フランス、イギリスがアメリカ大陸をめぐって争っていたのは丁度
オーストリア継承戦争、七年戦争の時代です。
とにかくフランスだけを殴れればいいイギリスは
フランスの敵の方に味方し続けました。
オーストリア継承戦争 フランス&プロイセン&ザクセンなど VS オーストリア、イギリス
七年戦争 フランス&オーストリア&ロシア VS プロイセン、イギリス
■争奪・終盤戦■
そしてその後、アメリカを手に入れたイギリスだったが…
■兄の責任感■
もう力だけなら一人前。
イギリスはアメリカに対して税金や宗教、輸出入などなど
本国では考えられないほど色々な自由を認めていました。
自由の国といわれるのもこのせいです。
宗教も比較的寛容だったため各国の技術や文化が混ざり合い
この時代には独自のアメリカ文化を形成し、
イギリスをしのぐほどの産業力も手に入れつつあったのです。
ちなみにイギリスがアメリカを独占できたのも
10~20年というとても短い間でした。
【アメリカ入植時代の人物・ポカホンタス(マトアカ)】
1595年頃~1617年3月21日
アメリカの開拓者たちを助け続けたネィティブアメリカンの少女。
ポカホンタスはあだならしい。
出身はヴァージニアにあった人口2万人のポウアタン王国。
ポカホンタスはポウアタン王国の王ポウアタンの娘で
ヴァージニアのイギリス人入植村の一つ、
ジェームズタウンにちょくちょく遊びに来ていた。
時には真冬の火事で困った入植者たちに食料を届けて助けるなど
とても親切な少女だったようです。
ある時、ポウアタン王国がイギリス人を誘拐し
大量の武器やその他もろもろ持ち去ったため
ジェームズタウン側もポカホンタスを人質に返還を求めます。
ところが彼女の父ポウアタンがなかなか良い返答してこない。
このことに一番悲しんだのが他ならぬポカホンタスで
その反発からか、人質になってる間に積極的に英語覚えたり
教会から洗礼名をもらったりと、イギリス文化を学び始めます。
そんな好奇心旺盛な彼女は
人質になってる間に、色んな人と仲良くなり
ジョン・ロルフにプロポーズされ、めでたく結婚することになります。
父ポウアタンもこの二人の結婚を認め祝福しました。
ジェームズタウンとポウアタン王国との間に友好関係が生まれ
一時は平和になったかのように見えましたが…
ポカホンタスが結婚後、ロンドンに渡った時に
ヴァージニアの綺麗な空気の中で生まれ育った彼女は
ロンドンの空気で肺を悪くして死んでしまいます。
そのあとを追うように父のポウアタンも亡くなっています。
それからしばらくして、ポウアタン王国の方から
開拓者の村ジェームズタウンに攻撃を仕掛け
友好関係にあった王国と村は、戦火に包まれることになりました。
彼らが築いた平和は5年も続かなかったんですね。
その後もこの地ではネイティブアメリカンとの共存派と
追っ払っちまえ派が争い続けることになります。
ちなみに現代でもヴァージニアの旧家では彼女の子孫がいます。
【ジョン・ロルフ】アメリカでタバコの栽培を成功させたすごい人。