原作 (2007/02/28) | ブログの「フランスとオリンピュアロマン」| キタユメ (archive.is)
■兄ちゃんと古代ロマン■
こうしてフランスの提案でオリンピックを通して
各国の青年たちの心を結び付けようという
試みがされました。
この話は各国の支持を得て
そして1896年4月6日。
オリンピック発祥の地アテネで
初めての近代オリンピックが開かれました。
このときの出場国はまだ13国。
フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、オーストリア、ハンガリー
スイス、デンマーク、オーストラリアなどでした。
■イギリスと苦い古代ロマン■
古代オリンピックはみんな裸。
ちなみに裸なのは不正が出来ないようにと
(確かに出来ないね)この時代のギリシャは
男の裸信仰があったからです。
そのせいか像も絵画も神様も男ならみんな裸。
ヘラクレスもゼウスもみんな真っ裸。
戦死した英雄を讃える像も裸です。
自分の墓の上に勝手に自分の全裸像作られて
後世まで晒されることになったら
天国でも地獄のような日々になりそうです。
(こんな古代ギリシャでも
ちゃんと裸は恥ずかしいという認識はあった。
オリンピック以外で裸でうろついたら逮捕)
ちなみに古代オリンピックの面白い話。
裸で競技を行っていたのは有名ですが
ローマの皇帝で暴君として有名なネロ様が
じきじきにオリンピック参加したことがあったようです。
皇帝は7種目で優勝したそうですが
ほとんど権力でとったようなものだったようで
歌の種目ではかなりひどい歌声をご披露なされたそうです。
そして彼の死後その回は黒歴史として
無かったことにされてしまったそうな…。
omake